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2007年度メコン・ウォッチ特別談話室
資源開発ラッシュのメコン河下流国 〜呪いか恵みか?
講師:ヴァービック・ブラウン氏(オックスファム・アメリカ)
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■講演内容
民間投資で開発したラオス南部のセポン鉱山から採掘される金と銅は、今やラオスの輸出額の半分以上を占めています。ラオス南部からカンボジア北東部にかけては世界最大級のボーキサイトの鉱床が確認され、中国、ベトナム、オーストラリアの企業が開発にしのぎを削っています。カンボジア沖で見つかった油田・ガス田も各国による試掘が進み、中国企業が権益を持つ鉱区で2億3千万バレルの原油埋蔵量を確認したと発表しました。
世界的に資源価格が高騰する中で、メコン河下流国のラオスとカンボジアは、東南アジアの資源開発のホットスポットと呼ばれています。しかし、鉱物資源の開発は、本当に人々の暮らしを豊かにしてくれるのでしょうか?汚職をはびこらせ、貧富の差を拡大し、人権侵害の温床となり、地域の環境を破壊するのではないか、そのような「資源の呪い」を懸念する声も高まっています。
カンボジアに地域事務所を持つ国際NGOのオックスファム・アメリカは、メコン河下流国の資源開発に伴う社会・環境問題に取り組み始めています。4月にプノンペンで開催されたフォーラムでは、カンボジア国会の代表者から、原油の利益が透明性のある方法で人々に行き渡るようにするための「石油法」制定に協力を求められました。
そこで、2007年度のメコン・ウォッチ会員総会記念講演として、オックスファム・アメリカで資源問題を担当しているブラウン氏を招き、ラオスやカンボジアでの資源開発の背景と現状、環境や社会に及ぼす影響、そして問題回避に向けたNGOの役割と課題についてお話して頂きます。
■ヴァービック・ブラウン氏のご紹介
国際NGOオックスファム・アメリカの採掘産業プログラムオフィサー。自然資源管理の博士号を持ち、フィリピン、ケニアにおける持続可能な畑作、ベトナムにおける環境保全とひとびとの暮らし、メコン河地域における水資源管理などに取り組んできた。現在はカンボジア・プノンペン事務所で、メコン河下流域における採掘産業問題を担当している。
■日時 2007年6月23日(土)
特別講演13:30〜15:00
会員総会15:15〜16:30
■場所 総評会館 402会議室
東京都千代田区駿河台3-2-11
Tel: 03-3253-1771
■参加費 参加費 500円(会員無料)
■通訳 英語からの逐語通訳あり
■申し込み・問い合わせ
メコン・ウォッチ 村山
Tel. 03-3832-5034 Fax. 03-3832-5039
event@mekongwatch.org
http://www.mekongwatch.org
※特別談話室の後、メコン・ウォッチ会員総会を開催します。私たちの活動にご関心をお持ちの方は会員以外の方でもお気軽にご参加ください。