「NGOと社会」公開シンポジウム
第一回 危機にあるNGO――NGOの「アイデンティティ」を問い直す
NGOの魅力は、「既成の社会組織や権威に挑戦する「否」への方向性を持つ」ことに
あったのではないでしょうか。しかしこれがいま危機に瀕しています。
例えば国際協力NGOの中でイラク戦争に反対の声を挙げた団体は少数です。
多くのNGOの関心は、いかに資金を確保して活動の安定化・規模の拡大を図るかという点に
集中しているように見えます。その結果NGOは、政府の「下請け」として事業を行う機関か、
政府の政策を補完するだけの存在になっているのではないでしょうか?
『国家・社会変革・NGO』(2006年12月発行、新評論)
http://www.shinhyoron.co.jp/cgi-db/s_db/kensakutan.cgi?j1=4-7948-0719-8
の執筆者が、積極的な異議申し立てとしての「Non=否」の志向性を再評価し、取り戻すことを提起します。
■日時 2007年5月13日(日) 午後2時〜5時
■場所 大阪経済法科大学 東京麻布台セミナーハウス
(〒106-0041 東京都港区麻布台1-11-5 TEL 03-3582-2922)
・地下鉄日比谷線 神谷町下車(E1出口)徒歩3分
・都営大江戸線 赤羽橋駅下車 徒歩8分
(地図はこちらでご覧下さい。http://kenshu.e-joho.com/azabudai/map.html)
■参加費:500円
■プログラム
【第一部】市民・NGOが取りもどすべき「政治性」
コーディネータ 藤岡美恵子
スピーカー 越田清和 「NGOと『日の丸』」
李 姫子 「NGOに国家は超えられるのか」
【第二部】NGOとお金を考える
コーディネータ 中野憲志
スピーカー 高橋清貴 「社会を変えるのにお金が必要か」
下澤 嶽 「NGOのプロジェクトは社会を変えるか」
[スピーカー・コーディネータ紹介]
李姫子(元JENプロジェクト・コーディネーター)、越田清和(さっぽろ自由学校「遊」)、
下澤嶽(法政大学非常勤講師)、高橋清貴(恵泉女学園大学教員)、
中野憲志(先住民族・第四世界研究)、
藤岡美恵子(法政大学・同大学院講師/IMADRグァテマラプロジェクト)
〈NGOと社会〉の会とは
2007年2月、『国家・社会変革・NGO』(2006年12月発行、新評論)の出版を機に、
その書き手たちによる有志グループ〈NGOと社会〉の会が発足しました。
当会は、NGOの問題を社会の問題として、
また社会の問題をNGOの問題として相互に捉え合うことで、
これまで別個のものとして語られがちだった両者の関係や、
両者を横断する危機の現実に改めて目を向け、
両者に立ちはだかる共通課題を正面から見据えてゆこうと結成されたものです。
私たちは、NGOの自己変革の可能性を信じます。
「たとえ言えないことがあったとしても、綺麗事を並べ立てるのだけはもうやめにして、
できるだけ本当のことを言おう!」
●代表:藤岡美恵子
●事務局連絡先:(株)新評論編集部内 〈NGOと社会〉の会
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田3-16-28 Tel.03-3202-7391 Fax. 03-3202-5832
www.shinhyoron.co.jp