シェア=国際保健協力市民の会(略称:シェア)は、「Health for All!(すべての人々が健康に暮らせる世界)」を理念に掲げる国際協力NGOです。1983年に、草の根の立場から行動を起こした医師・看護師・学生などを中心に結成されました。
活動の軸は、プライマリ・ヘルス・ケアの考え方です。地域の住民が主体となって自分たちの健康を守れるようになることを目指し、現場に専門家を派遣して、現地の人々と長期的に取り組んでいます。現在はカンボジアでの子どもの栄養改善、東ティモールでの母子保健サービスの活性化やリプロダクティブヘルスの事業を展開しています。
日本国内でも、在日外国人の健康を支える活動や、途上国の現状を伝える啓発活動を行っています。サイトでは、医療通訳派遣の総数が2,146回にのぼることも紹介されています。年次報告書や会計報告書が公開されている点も特徴です。
注目ポイント
- カンボジア・東ティモール・日本の3カ国で、「いのちを守る人を育てる」保健活動を展開
- 地域の人々が主体となり、外部に頼りすぎない持続的な健康づくりを重視
- 在日外国人への医療通訳派遣や、国際保健を学べるコンテンツなど、日本での活動も充実
この団体の活動が注目される理由
物資を届けるだけでなく、地域で健康を支える「人」を育てることに軸足を置いている点が印象的です。教員研修を通じた保健教育など、現地の担い手が次の担い手を育てる仕組みづくりに取り組んでいます。
海外での活動と、日本に暮らす外国人への支援の両方を行っているため、身近な地域から国際保健を考えるきっかけにもなります。寄付、会員、ボランティア、イベント参加など、関わり方が幅広く用意されています。

編集長のコメント
「自分たちのいのちを、自分たちで守る」という言葉に、国際保健の本質が込められているように感じました。40年以上続く活動の積み重ねも心強いですね。
活動の詳細やイベント情報は公式サイトで紹介されています。ぜひ一度のぞいてみてください。