CISV(Children's International Summer Villages)は、第二次世界大戦後に心理学者のドリス・アレン博士が「平和を築くための核は子どもにある」という考えから、1950年に設立した団体です。1951年に米国で開かれた最初のビレッジには、8か国の11歳の子どもたちが参加しました。以来、世界各地でプログラムが続いています。
プログラムでは、子どもたちが共に暮らしながら、人種・宗教・政治などの背景にかかわらず、世界の人々に共通点が多いことを学びます。お互いの考えの違いを認め、理解、忍耐、友情、平和の心を育てることが目的です。CISVは2005年にUNESCOから協力関係にあるNGOとして正式に認可されました。
CISV日本協会は1957年に創立され、1962年には日本で初めてのビレッジを開催しました。関東・関西・東海・九州の4支部で、20歳以上の正会員約2000名がボランティアとして活動しています。ジュニア会や地域プロジェクト、リーダー・スタッフ向けの研修も行っています。
注目ポイント
- 1950年から続く、子どもたちが共に暮らして学ぶ国際交流プログラム
- プログラムの実施や運営は、すべて会員のボランティアが担う
- 約50年で約5000名の日本の青少年を海外へ派遣、約4500名を日本のプログラムに受け入れ
この団体の活動が注目される理由
「子どもの時期に、世界の同年代と共に暮らす」という体験を軸に、平和への土台となる異文化理解を育んでいる点が特徴です。11歳という年齢にも、先入観が少なく言葉の壁を越えて交流しやすいなど、団体としての考え方が示されています。
プログラムの一覧や参加報告、参加方法、よくある質問が公式サイトにまとまっています。メールマガジンやFacebookでも、活動の様子が発信されています。

編集長のコメント
言葉や文化が違っても、一緒に食べて遊び、話し合う中で生まれる友情には、大きな力があるのだと思います。CISVの活動は、その小さな経験が平和を考える力につながっていくことを教えてくれます。
お子さんの国際交流に関心のある方は、公式サイトの「参加するには」をのぞいてみませんか。