日本国際ボランティアセンター(JVC)は、アジアの戦争や難民の問題をニュースで見た市民の「居ても立っても居られない」という思いと行動から生まれた団体です。1980年の設立以来、アジア、アフリカ、中東、日本で、その土地で暮らす人々と共に活動してきました。「世界から中心をなくそう」という思いを合言葉に、上下や貧富をつくる社会構造を変えていくことをめざしています。
ビジョンは「あらゆる人々が自然と共存し、安心してともに生きられる社会」です。活動は、「“奪う”のではなく“分かち合う”」「分断を対話の力で乗り越える」「可能性をともにひらく」という3つの軸を中心に進められています。ミッションには、自然資源の保全と住民主権の尊重、人々の権利の回復、違いを認めあう共生社会の実現、現場の状況を伝える発信と提言が挙げられています。
現在の活動地は、ラオス、パレスチナ、スーダン、イエメン、コリアです。日本国内では、講演会や「月刊JVC」などのイベント、グローバルフェスタJAPAN2026への出展などを通じて、現地の様子を伝えています。団体名の「ボランティア」には、無償の人材ではなく、自発的につながり支え合う人という意味が込められているそうです。
注目ポイント
- 1980年から、アジア・アフリカ・中東などで現地の人々と活動
- 「分かち合う」「対話で分断を越える」「可能性をともにひらく」の3つの軸
- 講演会やイベント、会報誌などで、現地の「いま」を日本へ伝える
この団体の活動が注目される理由
目の前の困りごとに応えるだけでなく、その背景にある仕組みにも目を向けて、「問題の根本にこだわる」という姿勢を貫いている点が特徴です。現地の当事者の声を聴きながら、一緒に方法を考える進め方が、活動の随所に見られます。
支援のしかたも、毎月の寄付、物品の寄付、イベントやボランティアへの参加など、さまざまに用意されています。団体名に込められた「市民と市民として向き合う」という考え方は、国際協力を身近に感じるきっかけになります。

編集長のコメント
遠い地域のニュースに心を動かされたとき、私たちに何ができるのか。JVCは、その問いから生まれた団体だと知り、あらためてその原点の大切さを感じました。
公式サイトでは、各国の活動レポートやイベントの案内を見ることができます。関心のある国の様子から、のぞいてみませんか。