【NGO紹介】アーシャ=アジアの農民と歩む会 ― 北インドの農村で、有機農業と女性の自立を支える

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アーシャ=アジアの農民と歩む会 のウェブサイト

団体

アーシャ=アジアの農民と歩む会

法人格
特定非営利活動法人(NPO法人)
設立
2004年
所在地
栃木県那須塩原市
活動地域
インド北部(ウッタル・プラデーシュ州ほか)
分野
農村開発・有機農業・女性の自立・教育

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画像:アーシャ=アジアの農民と歩む会(2026年10月1日撮影)

「アーシャ=アジアの農民と歩む会」は、インドなどアジアの農村で長く農村開発に携わってきたメンバーが、2004年に立ち上げたNPO法人です。化学肥料や農薬に頼る農業が広がるなかで、小規模な農家の暮らしが苦しくなり、土や自然環境も傷んでいく――そんな課題に対して、環境に配慮した持続可能な農業と暮らしを、現地の人々と一緒に広げていくことを目指しています。

活動の中心は北インドの農村です。現地の大学と連携した「マキノスクール」では、インドや日本、ミャンマーの学生が有機農業と農村開発を学んでいます。また、有機農業組合による農産物の加工・販売の支援、農村女性がつくるモリンガ(栄養価の高い植物)の粉末や縫製品・手工芸品のフェアトレード販売、子どもの初等教育や保健衛生の改善にも取り組んでいます。

事務所をあえて首都圏ではなく栃木県に置き、地方の市民が国際協力に参加できる場づくりを大切にしているのも、この団体の特徴です。

注目ポイント

  • 農村のリーダーを育てる「マキノスクール」で、持続可能な農業の担い手を育成
  • モリンガや手工芸品のフェアトレードで、農村女性の収入と地位の向上を後押し
  • 栃木県に拠点を置き、地方からの市民参加型の国際協力を実践

この団体の活動が注目される理由

北インドの農村では、農業生産の多くを女性が担っている一方で、古い慣習や男女の格差のために、女性が収入を得たり意見を言ったりする機会が限られていると言われます。アーシャは、モリンガの栽培・加工や縫製の仕事を通じて女性が自分の収入を得られる仕組みをつくり、それを日本の消費者が商品を買うことで支える、という分かりやすい循環を生み出しています。

農業技術を伝えるだけでなく、学校をつくって人を育て、加工・販売まで支えるという「人づくり」と「仕組みづくり」の両方に取り組んでいる点も、長く続く支援のかたちとして参考になります。

編集長のコメント

国際協力というと、つい「現地に行く」ことを考えがちですが、アーシャの活動は、日本にいながらモリンガパウダーや手工芸品を買うことでも参加できるのが魅力です。ネットショップのほか、スタディツアーやワークキャンプ、インターンの受け入れも行っているので、農業や農村開発に関心のある学生の方にもおすすめしたい団体です。

設立から20年以上、総会や事業報告もきちんと公開しながら活動を続けている点にも、地に足のついた団体の姿勢を感じます。まずは公式サイトで、北インドの農村の様子をのぞいてみてください。