タイトル 山本美香さんの同僚ジャーナリスト・藤原亮司さんによるシリア現地報告会(福岡)
開始日時 2012年 9月 30日 (日曜日)   14時00分 (GMT+09:00)
終了日時 2012年 9月 30日 (日曜日)   16時30分 (GMT+09:00)
詳細 ジャパンプレス所属のジャーナリスト・山本美香さんが
8月20日、シリアでの取材中に命を落としました。
日本で大きく報道され、関心を集めたものの、シリアの現状そのものへの関心と理解には繋がっていない気がします。
それよりも、「彼女を殺害したのは政府系民兵なのか、反政府勢力・自由シリア軍の陰謀なのか…」といった推理合戦や、「山本さんの行動を美化」したり、逆に「自己責任・自業自得」といった両極端な意見で盛り上がっていることに、複雑な歯痒さを感じます。
山本美香さんが伝えたかった「シリアの現実」とは…。
そこに目を向けなければ、彼女の死は真の意味で無駄なものになってしまうのではないでしょうか。

ジャパンプレスの同僚でジャーナリストの藤原亮司さんも、同時期にシリアで取材中でした。
山本美香さんの訃報に接し、急遽、帰国。
藤原さんには以前、福岡でパレスチナ取材報告をしていただいた縁で、今回の機会をいただきました。
山本美香さんが伝えたかったであろう想いも込めて、シリアの現状を報告していただきます。

ヤスミンライブラリー
藤永香織
yasmeen_library@yahoo.co.jp
080-3189-6635


「取材報告 シリアは今」

報告  藤原亮司
(ジャパンプレス所属。1998年より中東諸国にてパレスチナ問題の取材を中心に、民族紛争や難民問題を取材。また、在日コリアンの暮らしをライフワークとして取材、記録し続けている)
日時  9月30日(日)13:30開場 14:00開始
場所  福岡市早良市民センター 第2会議室
  (アクセス:地下鉄空港線「藤崎駅」うえ3階)
資料代 800円 (学生500円)
主催  ヤスミン ライブラリー
連絡先 080-3189?6635(藤永)

藤原亮司さんからのメッセージ

山本美香の死は悲しいとはいえジャーナリストの死、です。その死を悲しむよりも、「プロの職業人」としてシリアに行った彼女は、何を伝えようとしただろうか…。それを我々は考えます。彼女が伝えようとしたシリア・アレッポの人々は、どんな状況下で日々を生きているのか。
ほんの一瞬前まで家族連れや子供が通りを歩いていた場所で突如銃撃が始まり、山本美香は死んだ。「彼女の死そのもの」よりも、山本美香の死の背景にある人々の日常を、我々は伝えなければならない。紛争や対立の中でも、日々の暮らしを生きる人々の姿を。
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投稿者 yasmeen
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最終更新日 2012年 9月 12日 (水曜日)
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