タイトル 特別講演「トンレサップ湖、脅かされる人々の暮らし」
開始日時 2005年 3月 25日 (金曜日)   18時30分 (GMT+09:00)
終了日時 2005年 3月 25日 (金曜日)   20時30分 (GMT+09:00)
詳細 第30回メコン談話室 流域国ゲスト特別講演
「カンボジア・トンレサップ湖、脅かされる人々の暮らし?開発と援助の問題?」

カンボジアの中央部に位置するトンレサップ湖は、雨季にはメコン河からの戻り水を飲み込み、乾季には下流へ水を吐き出します。このため、湖の面積は雨季には乾季の6倍近い大きさに膨れあがり、湖の周りには魚の産卵に好適な浸水林が形成され、世界でも有数の漁獲高を誇る湖になっています。トンレサップ湖は、カンボジアの人々が消費する動物性たんぱく質の約3分の2を提供し、その重要さから「カンボジアの心臓」とも呼ばれています。

しかし、近年の経済活動の活発化や人口増加にともない、トンレサップ湖の環境は荒廃を来たしています。特に生活の全てを湖の自然資源に頼って暮らすトンレサップ湖の人々の生活は今、非常に脅かされています。問題解決のために、アジア開発銀行(ADB)などの国際援助機関も開発計画を打ち出していますが、逆にトンレサップ湖の環境を破壊しかねないプロジェクトもあり、住民や現地NGOから懸念の声があがっています。

今回の談話室では、カンボジアのNGO「Fisheries Action Coalition Team(FACT)」から、長年トンレサップ湖の住民とともに活動をしてきたバン・ピセット氏を講師に招き、トンレサップ湖に暮らす人々が直面している問題と、トンレサップ湖における開発計画の現状、および援助の課題についてお話ししていただきます。

関連HP:http://www.mekongwatch.org/resource/events/salon30.html

日時:2005年3月25日(金)18:30-
講師:バン・ピセット氏 ※英→日の逐次通訳あり
(Fishery Action Coalition Teamプログラム・マネージャー)
FACTホームページ:http://www.fact.org.kh/
会場:環境パートナーシップオフィス EPO会議室
   渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2
   営団地下鉄表参道駅B2出口より徒歩5分、JR渋谷駅東口より徒歩10分
地図:http://www.geic.or.jp/epo/access.html
参加費:無料
定員:60名
主催:(特活)メコン・ウォッチ
申込:資料の用意などがありますので、事前にご連絡下さい。お申込みの際には、お名前、ご所属、連絡先をお伝えください。

※この談話室は平成16年度の地球環境基金助成金を受けて開催しています。

問合・申込先:
(特活)メコン・ウォッチ (担当:後藤)
東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル2F
TEL:03-3832-5034 FAX:03-3832-5039
E-mail:event@mekongwatch.org URL:http://www.mekongwatch.org

《メコン・ウォッチでは、1?2か月に1度の割合で、メコン河流域国の開発、環境、援助などについて学びあう「メコン談話室」を開催しています。毎回若手のゲストを招いてお話をして頂き、その後自由に語り合おうというものです。初めての人や学生さんにもわかりやすくて溶け込みやすい場にしたいと思っています。》
カテゴリー
投稿者 特定非営利活動法人メコン・ウォッチ
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繰り返し
最終更新日 2005年 3月 9日 (水曜日)
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