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場所 法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー(正門入って右手の高層建物)26階 A会議室 東京都千代田区富士見2-17-1(JR/地下鉄 飯田橋・市ヶ谷駅各 徒歩約10分) 地図 http://www.hosei.ac.jp/hosei/campus/annai/ichigaya/access.html (予約不要/参加費=資料代500円)
日本のODA(政府開発援助)が、「国際協力」の名分とは裏腹に、再び経済権益を中心とする国益追求路線に明確に舵を切っています。
自国の利益追求ではなく南北格差是正と国際連帯のODA、経済中心主義ではなく持続可能な社会のためのODAを――NGOは長年こう主張し、政府への働きかけを行ってきました。
ODAがこのままでいいはずはありません。ODAが依拠する経済成長主義をNGOはどう打ち破れるのか。官僚主導から政治主導への掛け声が上がるいま、ODA政策の意思決定にNGO・市民/社会運動の意見を反映させるようにするためには、どんな仕組みが必要なのか。
ODA見直しの抜本的課題をNGOの視点から考えます。
■発題者 満田夏花(メコン・ウォッチ) 「複製される成長神話とODA?NGOの果たす役割」 村井吉敬(早稲田大学アジア研究所教授) 「官僚主導から政治主導へ?だれに対してなにを提言するのか」
【主催】 〈NGOと社会〉の会 【共催】 法政大学国際文化学部 【問い合わせ】 (株)新評論編集部内 〈NGO と社会〉の会 TEL 03-3202-7391/FAX 03-3202-5832
〈NGO と社会〉の会とは 〈NGOと社会〉の会は、NGOが直面する問題を社会の課題として発信し討議する場として『国家・社会変革・NGO』の書き手たちが発足させた会です。2007年の発足以来、シンポジウムやトーク・インの開催、ニューズレターの発行を通じてNGO活動の自己検証や問題提起を続けています。楽観的なNGO称揚論の時代が去り、急速に変化する世界の中でNGOがその存在意義を不断に問われ続ける中、「できるだけ本当のことを言おう!」をモットーに〈NGO〉と〈社会〉への問いかけを行っていきます。
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